自治体は採用面接で人を見抜く力がない、自信が無いのが本音です。
なので、ひととなりが分かる受験者こそ筆記試験以降優位になるのは間違いないです。
言い換えれば「現代版コネ採用」ともいえるのかもしれません。
これは地域に縁故が無くても、時間をかければ誰でもできる人物試験対策と言えます。
誰にでもチャンスがあるのです。
筆記試験で合格点をクリアしたうえで、「ひととなり」を重視するのは、採用後に地域が良くなるように一生懸命仕事をしてくれる可能性が高いと判断して採用しようとしています。
ではどうやって、自治体とつながりを持てるか、その方法についてご紹介いたします。
・縁故採用、コネ採用は令和の時代でも存在するのか
・人物重視の公務員試験
・受験前に地域活動or役所で働く!4選
地域ボランティアやお祭りに参加
臨時職員(バイト)から受験
道の駅など町関連施設のバイトを経て受験
地域おこし協力隊を経て受験
・まとめ
縁故採用、コネ採用は令和の時代でも存在するのか
令和になっても縁故採用・コネ採用(筆記試験で縁故者や特定の受験者への加点)をする自治体は、本当に危ない自治体です。
ブログ主が公務員時代に近隣自治体の同僚と採用について話したことがあります。
特定の受験者を筆記試験で点数加点して採用した話は噂レベルでも聞いたことがありません!
田舎の自治体であっても同市町出身より地域外の公務員の採用が多くなっており、フェアな筆記試験が実施されている証拠だと思います。
ある特定の人物の筆記試験の点数を加点して、採用はしません。
そんな縁故採用(特に点数加点)の事実があれば、真っ当な行政職員が働く自治体ではリークして新聞報道、首長失脚に追いやることでしょう。
受験を検討している自治体で過去そうした受験の不正がないかネットで調べることをおすすめします。
まずは筆記試験をクリアにすることが大切です。
ちなみに、リークできるのは自浄作用のある組織の証
忖度に屈しない公務員の鑑!!
いい公務員の先輩が多い可能がある自治体と思います
ご縁は自分で作れる!現代版コネ採用こそ、人物重視採用である
自治体は面接で人物像を見抜くのが苦手です。
民間採用でも面接で人を見抜くのは難しいことですが、公務員はさらに人を見る目に自信がありません。
時々、役所に出向くと窓口で対応してくれる素晴らしい職員さんもいればそうでないこともありますよね。
同じ筆記試験と面接試験をクリアしているのに、対応力に個人差が出ます。
面接官となった行政側は一体何を面接で見たのか気になってしまいますが、できるだけやる気のある、コミュニケーション能力が高い人が応募して欲しいので人物重視を謳っていると思います。
自治体の本音としては、地域への思いや性格を少しでも把握できている方が働いている姿をイメージしやすいものです。
少しでも優位になるためには採用側に「ひととなり」を知ってもらえていることは大きなビハインドとは感じませんか?
その方法はいくつかあるのでご紹介したいと思います。
受験前に地域活動or役所で働く!4選
ひととなりはそもそも、筆記試験や数回の面接で見抜けるのか?
正直、見抜けません。
ですが受験者側から行動を起こせば、試験以前に自分のひととなりを知ってもらえる機会をつくることはできます。
それは実行するか否か、本人の意思によります。
筆記試験を突破したのち、合格の可能性が高まる4選をご紹介します。

1|地域ボランティアやお祭りに参加
いわずもながら、自分が生まれ育ったまちの自治体に受験するのは有利です。
志望理由も組み立てやすく、人間関係でいえば実家のご近所さんに役所と何かしら繋がりある方がいるはずです。
大きな人口規模の市や県庁は受験者がだれか他部署に漏れることは無いと思いますが、小さな町や村は違います(笑) 場合によっては庁舎内や町内に情報が広がります。
こうなると、受験者はどんな人か、全くコンタクトが無い人よりも知り合いの方が有利になります。
もし、地縁の無い自治体へ受験する場合は、受験前に地域のボランティアやお祭りに参加することをお勧めします。
役所の人と地域事業の場でコンタクトをとると、人となりを知ってもらう機会はもちろん、役所内の人たちのモチベーションや職場の雰囲気を知ることができます。
それを知ったうえで、受験すると様々心構えもでき、覚悟をもって公務員をスタートできると思います。
ブログ主は子どもの頃からまちのお祭りや行事に楽しく参加していました。
→地域活動「消防団」、地方公務員になるなら必ず調べておいた方が良いです!
2|臨時職員(バイト)から受験
役所では正規職員のほか、臨時職員の募集があります。
臨時職員は正規職員の事務補助として窓口業務や電話対応、課内庶務を担当する業務ポジションです。
臨時職員として働くメリット
仕事を通して職員と人間関係を築くことができます。
一緒に仕事をして、自分自身を役所内で知ってもらう機会となります。正規職員として働く前に、良い人間関係を築き、それぞれの職員さんの癖を把握、ほどよい距離感を見つけるチャンスです。
また、職員の方と話す機会も多く、試験内容についても実例をたくさん聞くこともできるのがメリットです。就職活動におけるOB・OG訪問し放題!
良いアドバイスをたくさん得ることが出来ると思います。
そして臨時職員は残業がほとんどありません。なので、定時で帰宅することができ、筆記試験の勉強時間もたっぷりと確保することができます。
臨時職員として働くデメリット
庁内の人間関係がダイレクトに分かってしまう
良い雰囲気であれば、それにこしたことはありません。働くと内情が分かる反面、悪い面も直接見えてきてしまいます。
激務の課、個人的な事情がある場合はそうはいきません。臨時職員であっても、正規職員同士の人間関係に多少影響を受けるものです。
また、お姉さま職員さんから臨時職員さんへのファッション指導もあったり面食らうこともしばしばあります。
もし、この職場は合わないと思ったら方向転換を。他の自治体の受験を検討してみても良いかもしれません。
→正規職員を目指すなら前もって「残業・人間関係・うつ」を調べることをおすすめします
3|道の駅など町関連施設のバイトからから受験
道の駅をはじめ温浴施設など、第3セクターと呼ばれる町が運営に関わっている施設で働くことも、役所職員にひととなりを知ってもらえる機会になります。
庁舎内で働く非常勤職員にくらべると、接触する課は限られますが、町関連施設には役所職員の行き来もあるので、電話やお店での対応で顔と名前を覚えてもらえる機会があると思います。
また、採用試験を受けるとなれば、その施設の管理者へ受験者の働きぶりや人物像について質問が来ることが多い印象を受けます。誠実に働いていていれば、良い印象が役所内に伝わっていくと思います。
そして、筆記試験を経て、面接試験では関連施設で働いた経験をもとにこのまちで力を尽くしたいと気持ちを強くした。と、実体験をもって面接に臨むことができます。
4|地域おこし協力隊から受験
自治体が募集する移住人材登用制度のひとつで、3大首都圏からの移住者(対象条件は自治体によって異なる)が対象となる制度です。
各自治体で事業にそった人材募集、地域に来て自由に活動、地域コーディネーターとして地域ブランディングやその人自身がより移住者を呼び込む活動に従事するなど、募集内容は様々あります。
地域おこし協力隊のメリット
この制度は3年間の活時期間内、給与・家賃補助・車などの活動に必要な備品・消耗品が補助金として総務省から自治体に予算付けされ、協力隊の活動のため利用することができます。
3年後に地域に定住、独立し地域のプレーヤーになることを望まれる制度ですが、3年で地域の仕事をものにするのは並大抵の努力では難しいのが現状です。(webデザインナーなど手に職があるひとなら独立は可能)
独立以外の選択肢の1つが、協力隊として着任した自治体の職員採用試験に応募し、筆記試験をクリアして正規職員として公務員になることです。
臨時職員と同様に、庁内の方々と面識を持つことができ、協力隊活動期間にひととなりを知ってもらうことは十分に可能といえます。
→地域おこし協力隊から公務員を目指すと良い募集条件についてはこちらから
まとめ
「ひととなり」は筆記試験を突破し、面接以降の力となります。
いい子なんだけどね~
熱意があって何回受験したとしても試験突破しないと・・・
良く人事担当の職員さんが口にしていた言葉です。
筆記試験対策と並行して面接試験をどうクリアするか、時間をかけて戦略を練る必要があります。
ひととなりについても、地元の自治体を受験する場合でも地元ビハインドに安心することなく、受験前に地元のお祭りやボランティアに参加し大人になった自分を知ってもらう機会を作ることがベターといえます。
受験準備期間に臨時職員や関係施設で働くことで、市役所や町村役場の人と人間関係を築けると、面接以外のあなたの良さが加点につなげるチャンスになります。
どのアプローチがベストか、ぜひ検討してみてください。

→人物重視で採用された若手の芽を摘む、地雷上司の特徴はこちら

