筆記試験は突破できたけど、人物試験に自信が無い。
市役所や町役場など地方公務員試験の募集要項に良く見る「人物重視」「面接重視」「人柄重視」は、書いてあるけれど実際どんなことを聞かれるのか分からないなど、対策に不安な気持ちになるかもしれません。
人物重視の公務員試験の結論は、質問の内容の答えの素晴らしさより、コミュニケーション能力の有無を見られています。
面接の回数は受験自治体によって異なるので、OB・OGに質問するが近道です。
実際に人物重視の試験を経験したブログ主の経験から面接で受けた質問をご紹介します。
面接試験の回数
面接時間
面接5つの質問
・志望理由
・学業・課外活動で学んだこと
・参考になった本
・性格の長所と短所
・何課で仕事をしたいか(2次試験)

面接試験は2回
面接は2回行われました。1次・2次、ほぼ同じ質問で、面接官の人数が違うだけでした。
1次面接
筆記試験終了後に行った面接。面接官は総務部門の部長~係長級の職員5人でした。
2次面接
筆記試験、1次面接をクリアした6名程度が受験したと記憶しています。
面接官は1次面接の面接官5名に加えて首長が加わった6人でした。
就職活動で民間の面接を10社経験しましたが、私が受験した自治体の面接は穏やかでした。民間の方がよほど圧迫面接であった記憶があります。
面接時間は20分~30分
1次面接は20分、2次試験は30分の時間設定で実施されました。
面接時間は試験会場の控室で何分と説明を受けました。
1つの設問ごとで質疑応答をして、1問5分想定かと思います。
志望理由
面接で必ず志望理由は聞かれます。どうして公務員になりたいのか。どうしてここで働きたいのか。暗記以上に自分の言葉で言えることが大切です。
特に出身地以外の自治体に受験する場合は明確な理由が必要になります。
例)大学のゼミで●●市の調査で訪れ、それをきっかけに市民の方と交流を重ねる中で、このまちで力を尽くしたいと考えるようになりました。
特に、〇〇〇の地域の方々の環境整備の仕事やお祭りに対する取り組みには尊敬の気持ちを抱きます。
地域活動の支援を行政職員として仕組みづくり尽力することが地域の未来を作るという志を実現したいと思い、受験を決意しました。
具体的に興味をもったきっかけを志望理由に入れると面接官への訴求力がupすると思います。
学業・課外活動で学んだこと
学業や課外活動について質問されました。何に情熱を傾けて、努力をして結果を得たか、プロセスの部分について追加質問された記憶があります。
例)私は中学から大学まで部活動に取り組んでいました。
団体競技では合意形成のためのコミュニケーションが大切だと学びました。
大学生になると同級生と競技力の差もあり出場の機会は少なくなりましたが、マネジメントとして裏方の仕事に取り組みました。
プレイヤーの活躍のためにはマネージャー人材が必要です。
まちでは市民の方がプレイヤーです。市民あってのまちだと思います。
行政職員はそのまちのマネージャーの役割であり、部活での経験が生かせると考えています。
と、一部抜粋ですが、こんな回答をしました。
経験からの学び、そして次にどんな行動に結びつけたかを問われていると思います。
回答の最後は、必ずどんな姿勢で職員として働きたいかを加えると良いと思います。
参考になった本
私は大学時代で読んだ本を紹介しましたが、特に突っ込まれることもなく次の質問に移ってしました。
ただ、文学部出身の公務員の先輩は本の質問で、追加の質疑があったようです。
出身や面接試験参加者の趣味などに応じて、何を質問するのかは事前に会議などで検討していると他市町の人事担当の公務員に聞いたことがあります。
性格の長所と短所
私は長所でもあり短所でもある自分の特徴を話しました。もちろん長所、短所別々に例を挙げてもよいと思います。
例)私の長所は1つのことをやり抜く粘り強さです。
短所は1つのことに熱中しすぎることです。
この短所は友人や周囲の助けもあり、そうなりがちな時に声をかけて貰えるのでバランスを取ることが出来ています。
友人たちにはとても感謝しています。
長所の部分は、志望理由や課外活動などで話す機会が多くあるので説明は割愛します。
どちらかと言えば、短所に対しての向き合い方について補足説明を重視しました。
私の短所は周囲の助けを得て、人間関係のバランスが取れていると思っていたので、感謝している気持ちも素直に伝えました。
何課で仕事をしたいか(配属希望・2次試験のみ)
配属希望について2次試験で質問を受けました。
行政は「人事ガチャ」と言われるくらい、配属希望が叶わないことが一般的です。
ネット上の実体験を綴ったブログも希望が叶ったことがないという内容が多いです。
Twitterのアンケートを取ってみると、面接でそもそも質問されなかったり、質問されても最初の配属が希望以外の課になる割合がやはり高いようです。
人物重視の公務員試験の良いところは、配属希望が叶う可能性が高いところです。
私は最終面接で希望した課に職員1年目で配属となりました。
退職まで人事異動の度、希望の課や係を渡らせていただいたので、意向を伝えるのは大切だと思います。
叶わないだろうと思っても、配属希望を聞かれたら本心を伝えてください。
まとめ
人物重視の公務員試験の結論は、質問の内容の答えの素晴らしさより、コミュニケーション能力の有無を見られています。
20代、30代で電話が苦手な人が増えているとニュースなどで見聞きするように、直接人と話すことを避ける傾向にあります。
公務員になると人を避けては仕事になりません。
ですので、緊張しても答えようと誠心誠意対応していることが伝わることが大切です。
また、人物重視の公務員試験は配属希望が叶う可能性があります。
公務員としてどんな働き方をしたいか、思い描いてから面接試験に望んでみてください。



