公務員

公務員面接試験あるある 消防団に入る?入らない!?

公務員面接試験の消防団の質問

面接試験で聞かれて、どう答えたら良いか迷う質問!



特に市町村の面接試験で男性に対して、消防団への加入について質問されることがあります。



どうやって答えたらよいか、ブログ主が見聞きした内容をご紹介します。

記事の概要

面接で質問されたら、「はい」or「YES!」と答えるのがベスト
そもそも消防団とは何なのか
面接で入団すると言うのは簡単・・・でも実際は
どんな人が消防団員になるのか?
消火活動にかかわる技能はどうやって身に着けるのか?
消防団に入るメリット
メリットを読んでみたけれど、活動に参加できる自信がない場合の対応策
まとめ


→ブログ主の自己紹介はこちらです

自己紹介
元公務員の彩(さい)の自己紹介元公務員のブログ主が、現役公務員さんや転職を考える公務員さん、また公務員を目指す学生さんに向けて情報発信。事業として関わった地域おこし協力隊のことや、地方でのキャリアアップ、鬱克服、地方での働き方についてもご紹介します。...

面接で質問されたら、「はい」or「YES!」と答えるのがベスト

どうして消防団入団について面接試験で聞かれるのか?



面接官たちも消防団員を経験しており、その重要性から担い手になって欲しいと思っているからです。



ブログ主が前職で働いていた自治体でも、毎年採用試験で男性受験者に質問される必須項目でした。

ブログ主さい

今の70代(昭和20年代生まれ)の方々が20代のころ、消防団員は憧れ!

入りたくても入れないくらい、入団希望殺到だったそうです!

そもそも消防団とは何なのか?簡単に紹介!

消防団はなくてはならない存在です。


消防団とは、各市町村に設置される消防機関で、消防署のように法律(消防組織法)に基づいて活動しています。



消防活動だけではなく、地域内での催しのお手伝いなど、災害時に地域に出向き行政と連携して住民の安否確認や避難支援なども行っています。



ちなみに消防団と消防署の違いとしては、消防署は消防業務に専念する職務についている職員がおり、一方で消防団は自営業や会社員(公務員)など、非常時に消防活動にあたるところです。

面接で入団すると言うのは簡単・・・でも実際は?

地域ごとに詰所(分団)と呼ばれる消防小屋があり、そこには消防車やポンプ車と呼ばれる消防活動に使われる機器が保管されています。



町内で火災が起これば仕事の途中でも詰所に一旦集合し、準備を整えてから現場に駆けつけて、消防署の職員とともに消火活動に奔走!



地域に頼りにされている仕事に間違いありませんが、大変な仕事です。

どんな人が消防団員になるのか?

消防団の募集は地域によって異なりますが、自治会や小学校区内をいくつかのエリアに分け、その地域に住んでいる男性が団員の対象となります。

対象年齢|20歳~40歳

加入方法|自分から志願、もしくは先輩団員から勧誘

消火活動にかかわる技能はどうやって身に着けるのか?

消防団は初夏ごろに各地区で開催される操法訓練大会に向け団員みんなで練習に励みます!


操法訓練とは、消防車までホースを運んだり、ホースを連結したり、目標物に放水し、その一連の工程にかかる時間を競うものです。


地域によって練習への熱量は異なりますが、熱心なところは朝5時から朝練!仕事終わり19時から夜練!と、ザ・体育会。



ほどほどに頑張ろうというところは、そこまででは無いそうなので、地元の消防団の活動ぶりはご家族、知り合いに聞き取りしてみても良いかもしれません。

ブログ主さい

情報収集は大切です!

消防団に入るメリット

地域の同世代と仲間になれる
田舎になれば若者は少なく、また仕事をしているとその業種の方とのお付き合いだけになりがちです。

消防団に入ると地元の同世代かつ他業種の方と付き合いが生まれるので、地元で仕事をするには役に立つと思います。

操法は宴会で共通の話題
操法訓練談義は宴会で十八番!年齢に関わらず共通の話題として先輩方や地域の人とのコミュニケーションツールになること間違いなしです。

入団すらしていないブログ主も同僚・先輩の話を聞くうちにブログに書けるぐらい詳しくなりました。それくらい日常の話題になるものです。

実際、話を聞いていると面白いですし消防団活動は大変だけど楽しそうに見えました。



消防活動に参加をすると手当てがもらえる
消火活動に参加をすると自治体から手当てが支給されます。金額は数千円程度のようです。

このほかに消防団員として活動するための制服が支給されます。

ブログ主さい

制服はとってもカッコいいです!

メリットを読んでみたけれど、活動に参加できる自信がない場合の対応策

持病や身体的な不安を理由に入団できないことを丁寧に伝える
(例:学生時代に部活動で怪我をして、日常生活には支障ないが体を動かすことが不安)

仕事の勤務時間が不規則で、練習に参加できない


と、素直に状況を伝えることが大切と思います。こうした事情を伝えて、消防団活動に参加していない方もいました。


ただ、消防団活動をしていないからといって自身には関係ないと思わず、消防団をはじめ地域活動に対して目を向けて理解を深めたり、違う部分で地域に関わる姿勢が必要です。



全く無視の状態だと個人攻撃に繋がってしまうこともあります
例:あいつは消防団に入らなかった(と、ずっーーーと言われます)

https://twitter.com/KCN40779284/status/1442456972624744450?s=20
参考:KCN、またの名を赤影、またの名をパンダ
(@KCN40779284)さま
ブログ主さい

一部の自治体では消防団に入団しなかった職員が消防関連の部署の激務部署に配属される

Twitterで教えていただきました!

→消防団も大変だけど職場も大変!公務員の残業・人間関係・うつはこちら

公務員の残業・人間関係・うつ
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まとめ

  • 消防団入団の質問があったら前向きに回答したほうが面接では好印象になる(入団したほうが良い)
  • 消防団に入ると地域の人や先輩・後輩と仲良くなれる
  • 多少だが手当てがもらえる
  • 参加できない理由がある場合は素直に伝え、消防団活動に理解を深める姿勢が大切

地域やその中の地区によっても消防団の練習や年齢による加入・引退の状況は異なるので、家族や友人へのリサーチをぜひ行ってみてください。



→消防団の質問のほか、実際にブログ主が体験した公務員面接試験の内容はこちら

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ABOUT ME
広報や新規事業の分野を主に担当する、割と自由に働く会社員です!すべて役得とポジティブシンキングで生きています。 元公務員です。このブログでは、最前線で頑張る公務員さんにも、転職を考えている公務員さんにも、これから公務員を目指す学生さんにも役立つ情報を発信したいと思っています! 行政時代にご縁のあった地域おこし協力隊やそのほか事業もブログアップの予定、どうぞご贔屓に~♪